校長挨拶

校 長 室 か ら
継承と発展!坂戸高校【創立50周年へ向けての挑戦】

埼玉県立坂戸高等学校長

  大野 好司
 本校は、昭和46年の創立以来、県西部入間・比企地域の全日制共学校の中心校として、教育内容の充実を図り、着実に教育成果をあげてまいりました。創立48年目の平成30年度は、普通科と外国語科を併せ生徒1,091名が、毎日の授業はもちろん、部活動や学校行事に、生き生きと一所懸命に取り組んでいます。
 本校の目指す学校像は、「文武に秀で、地域に愛され、国際感覚豊かな人材を育てる学校」です。その具現化のために、平成20年度からは県下で初めて、45分授業で1日7時限体制の教育課程を実施し、学習量の確保を図ってきました。生徒は学習と部活動を両立させ、彩り豊かな高校生活を送っています。
 本年度も県教委から「学校進学力パートナーシップ推進事業」「質の高い学校教育の推進に係る調査研究校」「未来を拓く『学び』推進事業における研究協力校」等の指定を受け、学力と進路実績の向上を目標に積極的に取り組んでいます。
 進路実績も年々向上し、平成30年3月卒業生は、国公立大学17名をはじめ、私立大学も早・慶・上・明・立・法・中大に延べ36名、私立大学全体では延べ709名が合格しました。
 さらに本校は、入間地区唯一の外国語科設置校として、グローバル社会で活躍する人材の育成を図るため、国際理解教育も積極的に展開しております。毎年夏季休業中に実施する「オーストラリア海外研修」(全生徒を対象)、外国模擬体験授業(外国語科生徒と希望者)等を行い、多くの生徒が参加しています。
 この他、学校生活を彩る行事として、文化祭「やなぎ祭」で行う「ダンシングフェスティバル」も本校の特色ある行事の一つです。また、部活動は、運動部が16部、文化部が14部あり、加入率は9割を超え、その活動は非常に活発です。
 昨年度は、科学部が日本学生科学賞受賞・みやぎそ総文選出、美術部・放送部が全国総合文化祭(長野大会)選出、放送部、写真部、英語スピーチコンテストで関東大会に出場しました。運動部も剣道部が男女で関東大会出場といった目覚ましい成果をあげました。
 幅広い学習活動によって得た知識・学力を土台とし、活発な部活動と学校行事をとおして培った気力・体力により、進路希望を実現し、世界に羽ばたかせることが、本校の使命であると考えています。              
  
   
 今年度も以下の取組の継続を約束します。

1 学習指導について(予習・復習の徹底と自学自習への深化)
  高校では、中学校時代の受け身の学習は通用しません。自学自習という自立的な学習ができなければ自らの志を達成することはできません。そのため、まずは「坂高生としての予習・復習法」を具体的に指導し徹底させます。また、予習・復習を前提とした高度な授業を展開することで、学習のおもしろさを実感させ、学習を真の「自学自習」へと深化させます。

2 進路指導について
(1) 進路指導における目標校の絞り込み
 学習指導及び進路指導の目標校を、国公立大学及び難関私立大学に絞り込み、学習指導及び進路指導を目標校合格に向けて焦点化します。
(2) 推薦入試に頼らない進学指導
 一般受験が大原則であることを生徒に徹底し、第一志望をあきらめない意識を育てていきます。高校生の学力は、入試前日まで伸び続けます。そのことを生徒に強く意識させた指導を徹底します。
(3) 「受験は団体戦である」を合言葉にした進路指導
 受験は「団体戦」です。生徒には自習室、教室での自習を奨励します。学校で仲間と共に学習し、刺激しあい、一緒に困難に立ち向かう姿勢づくりをします。

3 生徒指導・特別活動等について
 「文武に秀で、地域に愛され、国際感覚豊かな人材」を育成する上で、学習指導と共に、自らを律し(自律)、自らの力で立てる(自立)生徒の育成が必須です。そのため以下の取組を行います。
(1) 整容指導・挨拶指導・規律指導をしっかりと行います。
(2) 始業・終業の挨拶から始まり、廊下等での気持ち良い挨拶を励行させます。
(3) 学校の持つ活力や落ち着いた雰囲気が来校者にも自然と伝わる学校にします。
(4) 体育祭・ダンシングフェスティバル・やなぎ祭等を更に活発に展開します。
(5) 常に
生徒には時間を意識させ、濃密でメリハリの利いた活動へと転換していきます。

 坂戸高校は目指す学校像を実現させ、創立50周年に向け、さらなる発展を果たすため、よき伝統を継承しながら着実な一歩を重ね続けていきます。